Eveへの思想整理
※注意
一個人の強い思想まみれの文章になっています。都合のいい部分を掻い摘んでるだけだと感じる方もいらっしゃると思いますが適当に読んでやってください。てか普通にこんなん読まない方がいい
前置き
プロセカコラボの東雲さんサイドストーリー後編を受け、結構わたしの中でEveに対しての思想が更新されたのでここに纏めておきます。備忘録です。300字じゃ収まりきらねえ!!!という熱意の元生まれるであろう怪文書になります。
わたしの中のEveはこうだな……と本気で関係性オタクやっている身として真剣に書き連ねたものなので気分を害さない程度に自由に閲覧して下さればと思います。あなたのEveとわたしのEveはパラレルワールドなので、、、
オーディション編の闘技場での漣さんの野心を見て、今まではアイドル軸と個人軸に分けて解釈していたけど今回のストーリーを読んでそれら全てが綺麗に繋がったので忘れないうちに書き残しておきます。
漣ジュンの野心
ジュンにとってアイドルとは人生そのものであり異論を挟むまでもなくそうなるべき義務です。それ以外教わってないからです。特に!ではそれまでの生きる上での至上命題だった佐賀美陣を追い落とす手段でもあったため余計に「売れるためならなんでもやる」という野心に拍車がかかったのかなーと思っています。それはEdenとして王者側に立っている今でも変わらず、ずっと分岐路を認識せず一本道の人生を歩んできたジュンにとってアイドルとして周りに遅れを取らないことが最重要事項であり、いつまでも挑戦者の気概を忘れないところがいいなあと思います。
サガで報われていなかったジュンに日和が手を差し伸べた話をしてるんだけど、ここで大事なのは日和がジュンに手を伸ばした要因がその漣さんの核となる野心だったというところですね。日和さんが思う漣さんの一番のお気に入りポイントってどんなにどん底にいても折れない向上心と周りに迎合しない気高い精神性で、それってオブリガートでもコンクエストでも言われてるぐらいずっと日和の中で色褪せない美しさなんだろうなと思います。
貴族意識が根底にある日和さんにとって、恵まれている自分が困窮している民に施しを与えるのは義務であり、オブリガートの「綺麗なきみの隣で一からやり直してみたいと思った」も勿論あるけどやっぱりノブレス・オブリージュに基づくものなのかも……というか巽に零したような柔らかいところは伏せてジュンに見せているのはそういう貴族としての一面だけなのでそっちを優先して考えます。
漣さんは気高い野獣だから余計な施しは受け取らないどころか餌をとって独り立ちしてやるぐらいの気概があって、日和さんもそれを頂上から見下ろして早くここまでおいでと待ってる図が示されています。これがEveの原点でありオーディション編でも変わらない根幹になってるんだなーと個人的に思います。日和が一番人間らしくあれるのはジュンがくれた仮面によるものだけど、ジュンにとって日和はいつまでも心のどこかで天上人であり闘技場で野心の向かう先であったことがずっとうれしい、、だって日和さんが思う漣さんのいちばん綺麗な部分が向けられるのが他でもない自分ってことでしょ……凄!!(オタクの感想)
「好きでやっている」について
こういったEveの師弟関係と後述する一心同体の精神をこれまでは分けて考えていましたが、東雲さんサイドストーリー後編のお陰でここが繋がります。ほんまにありがとう東雲さん、そしてすみません─────
今まで漣さんにとって一心同体とは日和から提示された絶対の事実であり不変のもので、だからこそ好きとか嫌いとか感情に左右されるものではなく永遠なのかな……と思ってたけどこのスト読んで変わりました。
日和がジュンに望んでいるのは恩返しとして自分に命を捧げることではなく、そもそも始まりが一目惚れした相手のそばに居たい(語弊)みたいなものなので最初から特に望んでるものはなくて、自分から離れない他人が欲しいと言っても優先度はそこまで高くないのでは?と思ってます。綺麗なきみがこれ以上摩耗しないよう拾い上げて育てて、いつかぼくに愛が返ってきたら嬉しいぐらいの認識だったのかもしれない。
シークレットサービスで心中可能宣言を叱り飛ばす辺り、ジュン自身が損なわれるようなことは望んでないんだろうなと思ってます。
二年間日和の隣で生きた結果アブソリュートでは「巴日和は利他主義だがそういった姿を外側に見せたくない人間」という核心に近いところまで理解出来ています。ここの漣さんの毛色がなんだか異なる理由は多分日和さんの意志より自分の意見を優先するのがあまりないからなのかなって思ってて、ここと類似した漣さんの発言が今回の東雲さんストです。恩を返すことも日和は別に望んでないことを知った上で自分がこうしたいからと勝手に恩を返したいと思ってて、その最大の自我の表れである恩返しの手段として成長し続けることや一心同体があるのだとしたらめちゃくちゃ綺麗に繋がるな……と感動してました。これ以上オタクが頭上がらない人増やすのやめてほしい(桜河さん筆頭にESの皆様+東雲さん←New!)
Eveにおける一心同体とは
前項で恩返しの手段として一心同体があるのかもと述べましたが、そこについて考えます。
サガの時点で既に日和に対しては寂しがり屋な人という認識であり、それに対して「あれなら呼び出してくれればいいのに」と返すのマジでなんだこいつ……とずっと思っていて、今までは調教済みすぎるとしか思わなかったこの発言も味わいが変わってきます。
日和が絶対に離れない他人を必要としていたことを!の夏頃にはジュンは知っていて、日和から提示された一心同体というコンセプトも加味した結果、寂しいのが駄目な人という認識を持ったんだと思います。
!のSSでは日和が望む限り隣にいるという半永久的な誓いを立てたジュンだけど、こんな人間日和さんの人生に今までいなかったからこんなにイレギュラーな対応になってるんだろうな……と思うと萌え萌えです。
日和の中で永遠なのは家族だけで、Edenは身内ではあるけど本当の家族には絶対になれません。貴族として家が最優先の日和にとってジュンやその他の存在は等しく周回遅れであるのにも関わらず、綺麗だと思って懐に入れた漣さんに永遠を誓われてしまったから信じたくなったのかも(ポエムすぎ)。
世界中の誰より本気で日和と一心同体をやろうとしてて、口先だけじゃなくてわがままも聞いてくれてバイクで迎えに来てくれて死地でもあの世へもどこへだって着いてきてくれようとするから……呼び出しぐらいかわいいもんなのかも……いや怖。
これらの一心同体や自己の成長への欲求はどちらも日和への恩を返すという漣さんの好きでやっていることの手段であり、寂しがり屋な日和を独りぼっちにしないことこそがジュンの最大の自我なのかな、というのが結論です。その最終手段としてシークレットサービスの例の問題発言があります。
隣で歌い続けるのも心中可能宣言もどちらも共通しているのは主導権はあくまでも日和にあるということです。日和が望むならいつまでも歌い続けるし、日和が望むなら一緒に死んでやってもいい。ジュンの人生の終末を決めるのはいつだって日和でいいということになります(文字起こしするとやば)。
これはGF絡みの内輪の問題にジュンを巻き込み危険に晒した日和を咎める凪砂に対する発言です。日和にとって家族は最優先事項であり、そのためなら自分が死んでも地獄に墜ちても構わないという献身をジュンは今回間近で見た上で出てくる言葉が心中してもいいなの、本当にすごいことですよ。独りぼっちは嫌いなのにいざとなったら身を投げ出してしまえる人間に本当の最後の瞬間まで寄り添おうとするの、そこまでいくと逆にそれらの行動全部を自分の好きでやっていることとはいえ恩返しで纏めるのも不健全な気がするけどどうなんでしょうか。
結論
漣さんにとって最大の自我というのは日和も特に望んでない恩返しであり、その手段として一心同体がある。太陽に焼き殺されたイカロスにならないこと、高い壁だろうと乗り越え隣に立ち続けるために己の価値を証明すること、最期まで傍にあり続けること。それら全てが寂しがりな日和さんを孤独にしておかないためだったらめちゃ綺麗だし萌えるな……。
終わり
長々と文章を読んでくださった方がいましたらありがとうございます。本当に全部嘘なんであんまり気にしないでください。こう思った人間もいるよーということで……許して……。
これからのEveさんがどうなるかは分かりませんが取り敢えず現時点でのわたしから見たEveはこれだな、という文章でした。
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